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CEV補助金とは、電気自動車やV2H導入する際にかかる費用を補助する制度です。2024年度は、V2Hの場合は最大45万円、電気自動車(EV)の場合、最大85万円の補助金が受け取れるチャンス!電気料金の削減や災害時の備えに役立つ蓄電池を、お得に導入しましょう!

2023年度(令和5年度)補助金について ※受付終了

2024年度は、2023年度の20億円と比べて3倍にもなる60億円の予算が令和5年度補正予算としてとなっています。
家庭用、業務用の蓄電池が対象となります。2023年度補助額と要件が異なるので確認していきましょう。

電予算総額車両 約1291億円 (令和5年度補正予算)
V2H 60億円 内訳:個人宅45億円 公共施設:15億円
申請期間第1期交付申請期間
2024年6月20日(木)~2024年7月17日(水)17時15分まで
第2期交付申請期間
2024年8月23日(金)~2024年9月30日(月)
実績報告提出第1期:2024年11月29日(金)17時00分まで
第2期:2025年1月31日(金)まで
要件実績報告までに電気自動車などの保有を報告できること
設置場所と申請者住所、車検証の本拠位置が一致していること
補助金上限45万円
交付決定時期7月から9月下旬
工事業者との契約交付決定通知に記載された交付決定日以降に発注・工事を行うこと

補助率・補助上限額

対象設備補助金基準額費用区分補助率補助金上限額
V2H充放電設備45万円機器
工事
機器:1/3
工事:1/1
機器:30万円
工事:15万円

2023年度DER補助金対象V2H製品一覧 (抜粋)

メーカー製品名補助金額
VパナソニックV2H蓄電システム eneplat LJV2671C450,000円
ニチコン株式会社VCG-666CN7(プレミアムモデル)449,000円
VCG-663CN3(スタンダード)316,000円
EVパワーステーション VSG3-666CN7AS450,000円
トライブリッド蓄電システム VCD-660CN7450,000円
オムロン株式会社マルチV2Xシステム KPEP-A-SET-AC450,000円
マルチV2Xシステム KPEP-A-SET-AC-EF450,000円

CEV補助金対象:補助対象V2H充放電設備一覧

V2H バナー

2024年度CEV補助金対象 車両補助額 (一部抜粋

2024年度CEV補助金対象車両ですが、登録が『令和6年4月1日』以降と『R5年12月1日~R6年3月31日』で補助額に違いがありますので注意が必要です。
また、令和6年4月1日以降では、メーカー希望小売価格(税抜)が840万円以上の車両では補助額に0.8乗算されます。85万円補助金がある車両では68万円まで減少します。
また、日産リーフなど一部補助金が増額している車種もあります。

メーカー車種グレードR6年4月
以降補助額
R6年3月31日
以前の補助額
LEXUSRZ 450eVersion L850,000円850,000円
RZ 450eFirst Edition680,000円850,000円
UX 300eVersion L850,000円850,000円
RX 450h+Version L550,000円550,000円
NX 450h+Version L550,000円550,000円
トヨタbZ4XZ850,000円850,000円
RAV4 PHVG550,000円
RAV4Z550,000円550,000円
プリウスZ550,000円550,000円
ハリアーZ550,000円550,000円
クラウンSPORT RS550,000円550,000円
トヨタリーフG850,000円780,000円
アリアB6850,000円850,000円
サクラS550,000円550,000円
三菱アウトランダーG550,000円550,000円
エクリプスクロスG550,000円550,000円
マツダMAZDA CX-60PHEV S Package
AT
550,000円550,000円
MAZDA MX-30
EV MODEL
EV650,000円512,000円
テスラモデル3RWD650,000円650,000円
モデルS520,000円520,000円
モデルX520,000円520,000円
モデルYRWD650,000円650,000円
メルセデス・ベンツEQA250650,000円650,000円
EQE350 4MATIC SUV520,000円680,000円
EQS450 4MATIC SUV520,000円680,000円
BMWi5 M60 xDrive520,000円520,000円
iX1 eDrive30M Sport650,000円650,000円
330eM Sport550,000円450,000円
X5 xDrive 50eM Sport360,000円287,000円
アウディe-tron50 quattro S line360,000円370,000円
Q440 e-tron650,000円650,000円
A860 TFSI e quattro360,000円346,000円
ポルシェTaycan4 Cross Turismo200,000円520,000円
Panamera 4E-Hybrid200,000円283,000円
ジャガーI-PACER-Dynamic SE
コイルサスペンション
120,000円520,000円

NeV 次世代自動車振興センター CEV補助金対象 車両

購入者が準備しておくこととは?

V2H設置場所の確保と提出書類の準備、電気自動車の所有(発注)が必要となります。
CEV補助金交付申請時に電気自動車を所有していない場合は、補助金支給フェーズの実績報告までに所有を報告できるように納車時期の確認が必要となります。
補助金申請に関しては、申請者本人確認書類以外は施工業者で作成、用意するものがほとんどですから、申込後は施工業者より必要書類として提出を求められた書類の準備をする以外は交付申請が出るのを待ちましょう。

交付申請時

・申請者を証明する書類(運転免許証、法人登記簿謄本など)
・給電対象施設と設置場所の使用権を証明する書類
・V2H充放電設備本体の見積書
・V2H充放電設備設置工事の見積書、設置場所見取図、工事内容図面、工事着工前の写真など

実績報告時

・V2H充放電設備購入・設置完了報告書
・V2H充放電設備と設置工事費用の支払い証明書類、保証書、リース契約書など
・充電設備設置中・完了後の写真、設置完了図面など

V2H充放電設備の補助金交付までの流れ

①打ち合わせ、現場調査
②必要書類の準備(本人確認書類、設置場所の写真、V2H設置の見積書など)
③見積もり作成
④Webサイトで交付申請

①補助金交付決定受理
②V2H発注
③V2H納品、工事日程調整
④設置工事
⑤請求書送付・お支払い

①実績報告
②補助金入金

CEV機器の5年間保有義務

注意事項

実績報告時

災害時などの緊急事態で、V2H充放電設備に関して要請があった場合は可能な限り協力する必要があります。

申請時に該当車両が発注済みである

家庭用の場合は、原則として5年間は機器の処分や譲渡などを行うと補助金の返還義務が発生することがあります。

実績報告時に車検証を提出できる

DERなどの国の補助金との併用はできません。県などの自治体の補助金との併用は可能です。

すでにV2H充放電設備が設置されている

普通充電器が設置済みの場合は、目的が異なるため同時設置可能ですがすでにV2H充放電設備がある場合は補助金対象外となります。

補助金交付には時間がかかる

補助金が振り込まれるまでには、実績報告を行ってから2,3ヶ月程度、振込までに時間がかかります。

予算上限に達した場合

申込み期間の有無にかかわらず、予算上限に達した場合は受付を終了する場合があります。